ひたちなか市の歴史を巡る研修を行いました。
ひたちなか市は古墳や遺跡などたくさんの歴史の地があり、その一つに武田(たけだ)氏館(しやかた)があります。
「武田」って、あの武田信玄の祖先が初めて武田という名字を名乗ったのが、ここひたちなか市武田です。
「武田」の発祥は平安時代末期。当時、今のようにたくさんの名字はなく、地名を名字にしていったそうです。
武田氏館は、源義家の弟、義光の三男義清親子が住んだ館を再現し、中に歴史資料を展示しています。
館の脇には美しい田んぼが広がっています。のんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。
中村 裕子
市内研修ではいくつもの観光名所を周りそこの歴史や魅力を改めて勉強することができました。
ひたちなか市埋蔵文化財調査センターでは虎塚古墳やその周辺で発掘された埴輪や土器、虎塚古墳の内部を再現したものを見学しました。
虎塚古墳は前方後円墳で、石室内部に朱色の装飾壁画が施されていて、保存状態の良さは東日本を代表するほどのものです。また緑が豊かな虎塚古墳史跡公園を抜け現れる虎塚古墳の大きな外観は圧巻でした。年に2回実際に内部を見ることができるので楽しみです。
鴨志田 愛
ひたちなか市内のさまざまな歴史ある建物を見て回りました。その中で那珂湊反射炉跡について報告します。
那珂湊の象徴となっている反射炉。
私は反射炉の近くにある小学校出身で、下校時は反射炉周りで遊んだ記憶もあります。
反射炉とは、大砲を鋳造する金属溶解炉で、水戸藩第9代藩主徳川斉昭により築造されました。耐火レンガで作られており、オランダの技術も使用されたそうです。
実際に行ってみると、大きくて圧倒されてしまいます。
上野 怜美
ひたちなか市の歴史ある名所を周り勉強させて頂きました。
その中でも私が印象に残ったのは、阿字ヶ浦駅を降りるとすぐ近くにあります『掘出神社』内のほしいも神社です。
昨年11月に創建された黄金色に輝く鳥居は、ほしいもの品種紅はるかをイメージされて作られたそう。高台にあるので天気が良いと阿字ヶ浦の海が一望できて気持ちが良いです。
また、市内いたるところにある、史跡や観光名勝を表示する、観光案内板のデザインが印象的でした。
阿部 あゆみ